テレワークにおすすめの間取り|おうち時間を快適に
最近では在宅勤務やテレワークといった働き方が広まり、徐々に定着しつつありますね。通勤時間がなくなることで、体力的にも精神的にもストレスから解放されたという声は多く聞かれます。
しかし、一方で「テレワーク用のスペースがなくて部屋が狭くなった」「家族の生活音が気になって仕事に集中できない」というお困りごともあるようです。この記事では、そんなテレワークの問題点を解消する間取りの作り方を紹介していきます。これから間取りをプランされる方は、ぜひ参考にしてみてください。
■ テレワークでおうち時間が増えた
テレワークは、家から出ずに仕事ができるので楽なイメージがありますよね。しかし、「運動不足になった」「家事の量が増えた」「家庭でのストレスが増えた」といったデメリットも挙げられます。じっさいに、仕事用のワークスペースの確保に苦労したり、昼食の準備などで逆に家事の手間が増えてしまったという声は多いです。
こういった生活様式の大きな変化には、住宅の間取りも対応していく必要があります。これから住宅の新築やリフォームを検討されている方は、配慮した間取りにしておくと快適な暮らしが送れますよ。
■ テレワークを快適にする間取り
快適にテレワークをするための、基本的なポイントをまとめました。本来はテレワーク専用の仕事部屋を作ってしまうのが便利な方法ですが、それほどスペースが取れないという場合にもおすすめです。
大空間リビングでフリーアドレスに
リビング・ダイニング・キッチンをひとまとまりにした大空間にしておくと、工夫次第でいろいろな使い方ができます。写真のように広々とした大空間にしておけば、好きなところにパソコンを持っていって作業ができるでしょう。午前中はダイニングテーブルの上で集中して作業を進め、太陽が差し込む午後はカウンターに移動してまぶしさを回避するといった使い方も可能です。
壁で仕切らずに家具やインテリアでゆるく区切ることで、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるでしょう。家族が巣立ってからは夫婦二人用の小さなダイニングテーブルに買い替える、ソファの代わりにゆったりとしたカウチを置くなど、好みのスタイルを楽しめます。
あえてダイニングをコーナーに配置
これまでの住宅の間取りとしては、キッチンの横・LDKの中心にダイニングテーブルを挟み、その先にリビングを配置するパターンが一般的でした。キッチンで作った料理をすぐにダイニングに出せるので、便利な生活動線ですね。しかし、部屋の中心にテーブルがきてしまうため、どこか落ち着かない配置ではあります。そのため、集中してテレワークしたい場合には不向きでしょう。
そこでおすすめなのが、あえてダイニングを部屋の隅に配置する方法です。写真のように部屋のコーナーにテーブルを置けば、ゆったりと落ち着いた気分で仕事ができますよ。壁面収納も確保すれば、仕事の資料も近くに収納可能です。
防音室もおすすめ
間取りに余裕があれば、部屋を防音仕様にするのがおすすめです。住宅地は静かなようで、意外と車の走行音、工事の騒音、子供の声などが入ってきますよね。防音仕様にすることで室内が静かな状態に保てるので、仕事により集中できそうです。
テレワーク専用部屋として使うだけでなく、オーディオルームやシアタールーム、楽器の練習スペースとして使うこともできます。仕事の休憩時間に音楽でリラックスするなど、工夫次第でいろいろな使い方ができるでしょう。
■ さらに快適にするプラスワンポイント
ここでは、おうち時間をさらに快適にするためのポイントを紹介していきます。ちょっとしたコツを守るだけで、仕事だけでなくライフスタイルの充実も図れますよ。
ごろ寝スペースを作る
テレワークだとほかの人の目を気にせず仕事ができるので、出勤よりも自由に休憩が取りやすいのがメリットですね。昼休みや休憩時間には、ごろ寝スペースで思い切って横になって休むのもおすすめですよ。広めのスペースなら、ヨガやストレッチをして気分転換するのも良いでしょう。
写真のように畳敷きのスペースを作ると、マットやラグを敷かずに横に慣れて便利です。ごろ寝をするほかにも、赤ちゃんの昼寝スペース、来客時の客間など、幅広い使い方ができますね。
子ども部屋を活用
まだ子どもが小さい時期は、子ども部屋が物置になってしまうケースがほとんどです。一般的には小学校に上がるまでは空き部屋になることが多いため、その間テレワークスペースとして使えば有効活用できるでしょう。
最近では学習机もおしゃれなタイプが登場しており、仕事のデスクとしても十分使えます。ちょっと良いデスクを購入しておいて、お子様が大きくなるまで長く使うのもおすすめですよ。
アウトドアスペースで気分転換
テレワークはパソコンがあれば仕事が完結するので、気づくと一日中家の中にいて外に一歩も出ていない…ということは多いですよね。しかし、外の空気でリフレッシュすることも時には必要です。
おうちにウッドデッキや土間スペースがあれば、別の部屋に行く感覚で気軽に外の空気が吸えておすすめです。写真のようにアウトドア用のチェアを置いておくと、飲み物を飲んだり昼寝をしたりといった使い方ができますね。
■ まとめ
テレワークが一般的になってきた今だからこそ、住宅の間取りもそれに合わせて変えるのがおすすめです。専用のテレワーク部屋を作らなくても、ダイニングの配置を変えたり、子ども部屋を活用したりする方法がたくさんあります。これから新築やリフォームを考えている方は、ぜひ考慮してみてはいかがでしょうか?
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