ホテルライクな家とは?特徴ごとの建築事例をご紹介
マイホームを建てる際、どのような家にしたいか定まっていますか?落ち着く家、動線が良い家、おしゃれな家、など人それぞれ理想は異なりますよね。日常を過ごす家でありながら、非日常も味わえるような「ホテルライクな家」はいかがでしょうか。
今回はホテルライクな家の特徴と実際の建築事例をご紹介します。
ホテルライクな家とは?
ホテルライクな家とは、ホテルのような清潔感や非日常感、高級感、大人な雰囲気のあるような家のことをいいます。さまざまなテイストのホテルがあるように、言でホテルライクな家といってもテイストやデザインはさまざま。
イメージする「ホテル」のデザインや、理想とする雰囲気、使いたい素材や色合いは人それぞれ異なります。どのようなホテルをイメージした家を建てたいのか、家族で話し合って間取りやデザインを決めるようにしましょう。
ホテルライクな家にするためのポイント
ホテルライクな家の中でもテイストやデザインはさまざまだとご紹介しましたが、ホテルのような雰囲気や非日常感を演出するためにはどのようなポイントをおさえると良いのでしょうか。
床や壁の素材
床や壁は家の内装の中でも大きな面積を占めます。ホテルライクな家にするためには、空間全体の印象を左右する床や壁の素材にこだわるのがポイント。
床には無垢材やタイルを使用して高級感を出したり、部分的に落ち着きのある絨毯を敷いたりするとホテルのような雰囲気に。壁は全体にベーシックなクロスや色を使い、アクセントとして色や素材を変えてみてはいかがでしょうか。床や壁にこだわるだけでも上質でおしゃれな雰囲気を演出することができます。
天井の高さ
LDKの天井高を高く設定したり、吹き抜けにしたりすると一気に高級感が生まれます。また天井に傾斜を付けることで個性を出すことも。あまりに天井が高いと落ち着かないという方は、リビングの上の天井を高く、ダイニングの天井は低く、など高低差を付けてみても良いかもしれません。
間接照明
ホテルライクなおしゃれな家にするためには、照明選びもポイント。天井にシーリングライトを取り付けるのが一般的ですが、ダクトレールに間接照明を取り付けたり、ペンダントライトを設置したり、照明選びでこだわってみるのもポイントです。
インテリア
床や壁、天井など家の基本的な部分の他に、インテリアもホテルライクな家にするための重要なポイントとなります。家具やラグ、カーテンなど、賃貸のときから使っているものを持ち込んだだけだと雰囲気が合わなかったり統一感が出なかったりすることも。
家の設計段階から、どのようなインテリアを合わせるか考えておくことで、よりホテルのような空間に仕上げることができます。
ホテルライクな家の建築事例
ホテルライクな家の特徴とホテルライクな家にするためのポイントをご紹介してきましたが、実際の建築事例も参考にしてみてください。
ホテルのような雰囲気の家
ホテルライクな家の中でも、まさにホテルのような雰囲気の家がこちら。大きなベッドが並ぶ寝室には2面の窓があり、緑豊かな景色を楽しむことができます。床の木目や壁の色に統一感がある中に、ベッドカバーや枕カバーの色味が程よいアクセントとなっています。
洗面所やお風呂もまるでホテルのような空間。お風呂の奥には緑が見え、洗面所とお風呂の間はガラスで仕切られているため開放感があります。家での入浴とは思えないほどの特別感があり、お風呂に入る度にテンションが上がってしまいそうです。
シックなデザインの家
高級なホテルはシックなデザインであることも多いですよね。シックなデザインが好みの方は、こちらの事例を参考にしてみてください。白と木目を基調としながら、濃いめの色を程よく使用することでシックなデザインのホテルライクな家を実現することができました。
LDKの左右には大きな開口部があり、自然と調和することもできます。外の景色を手軽に楽しむことができ、日当たりや風通しも抜群です。
寝室は白と木目のバランスが良く、窓から見える緑がアクセントカラーになっています。シック且つ温かみのある雰囲気と勾配天井が特徴的で、開放感がありながら個性的な印象に仕上がりました。
上質な素材を使った家
ホテルのような高級感を得るためには、素材選びも重要ですよね。こちらはホテルライクな家の中でも、和な印象の事例です。玄関の段差の部分が真っ直ぐではなく、木そのものの形を使っているのが特徴的で、家に入った瞬間から上質な素材を使っていると分かります。
和室の天井や中央の囲炉裏テーブルなど、意匠性に優れたデザインで作られており、素材とデザインの相性が抜群です。え落ち着くだけではなく味わいや趣を感じられる家になっています。
照明がおしゃれな家
照明もホテルライクな家にするためのポイントの一つだとご紹介しましたが、照明ひとつで雰囲気がガラリと変わります。見せる収納や装飾がおしゃれなこちらのLDKは、ペンダントライトも特徴的。ダイニングテーブルとしても使えるキッチンのトップを優しく照らしてくれて、一気に雰囲気をアップさせてくれています。
リビング側から見るとリビングの天井には埋め込み式の照明。シーリングライトの方が明るさはありますが、埋め込み式にすることでシンプルで無駄のないスタイリッシュな印象にすることができます。
生活感を感じない家
ホテルライクな家にするポイントの一つが、生活感を感じさせないということ。こちらの家は、生活している気配を感じられないほどシンプルで凛とした佇まいをしています。
生活感を完全になくすことは難しいですが、毎日の掃除や片付けをこまめに行うことで生活感をなくしていくことはできます。家づくりの段階から掃除や片付けのしやすさを意識することもポイントかもしれません。
ゆとりのある家
ゆとりのある空間づくりもホテルライクな家のポイントの一つ。ホテルライクな家には、空間的にも生活的にもゆとりのある家が多いもの。こちらは楽器のためだけの部屋があるほど家にゆとりがあり、日々の生活を豊かにしてくれそうです。
・天井が高い家
ホテルライクな家のポイントの一つに天井の高さをご紹介しましたが、こちらの家はリビングの天井が吹き抜けになっています。吹き抜けは2階の廊下と繋がっており、1階と2階どちらにいても家族の気配を感じることができます。あえて梁が見えるような設計も魅力的です。
まとめ
家づくりで重視するポイントは人それぞれ異なりますが、ホテルで過ごすような非日常感や高級感、特別感が欲しいという方も多いはず。そんな方におすすめなのがホテルライクな家ですが、ホテルライクな家にするためのポイントをご紹介してきました。ポイントや実際の建築事例を参考にしながら家族にとってベストなホテルライクな家を建ててみましょう。
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