建築家が作ったおしゃれな階段がある家|千葉・東京の注文住宅実例
雑誌やテレビで紹介されるデザイナーズハウスで、おしゃれな階段が印象に残ったことはありませんか?1階と2階をつなぐ通路である階段は、玄関やリビングを華やかに彩ってくれるアクセントとしても活用できるのです。
今回は建築家が作ったおしゃれな階段の写真を見ながら、デザインのポイントをチェックしていきましょう。
オリジナリティあふれるマイホームを目指すなら、ぜひ階段のデザインや間取りに注目してみてください。
目次
■階段にこだわると住まいはおしゃれになる
■建築家デザインのおしゃれな階段がある家
■階段をおしゃれに仕上げるこだわりポイント
■階段にこだわると住まいはおしゃれになる
一昔前までは廊下+独立階段の間取りが一般的でしたが、最近はリビング階段など存在感を活かした間取りデザインも増えてきました。
階段は上下階をつなぐ通路としての役割を持つだけでなく、空間に広がりを与えデザイン性を高めるアクセントとして活用することもできます。住まいの顔である玄関をゴージャスにしたり、吹き抜けと組み合わせて遊び心のあるリビングにしたり。階段にこだわると、オリジナリティのあるおしゃれな住まいになります。
階段は効率の良い動線や安全性を確保するのはもちろんですが、もう一歩踏み込んでデザイン性にもこだわり、理想のマイホームに仕上げてみましょう。
■建築家デザインのおしゃれな階段がある家
さっそく実際のおしゃれな階段の間取りを、写真を見ながらチェックしていきましょう。
・リビングのおしゃれな螺旋階段
デザイン性の高い螺旋階段を上手に採り入れたリビングの間取りです。フローリングと合わせた踏板とホワイトのシンプルなデザインで、程よい存在感のアクセントになりました。
ソファやダイニングからの見え方にも配慮し、テレビを見ているとき邪魔にならないような配置になっています。
・存在感を隠した上品な階段
玄関ドアを開けたとき階段が視界に入らないようなレイアウトで、モダンな世界観に仕上げた玄関です。
凹凸の多い階段を見せずシンプルな直線で構成することで、現代的なイメージのスッキリ空間に。階段を上り下りするときの眺めも良く、お客様をおもてなしすることができそうです。
【事例詳細】Y様邸(設計:赤桐雅子・西田雄一建築設計事務所)
・玄関の明るいスケルトン階段
玄関ホールに直線階段を組み合わせたシンプルなレイアウトですが、スケルトンデザインにすることで開放感のある空間に。踏板と手すりだけのシンプルな構造で、二階からの自然光を玄関に届けてくれます。
階段下スペースもそのままオープンになるため、玄関の体感的な広がりがかなりアップしています。
玄関ドアと向きの階段配置のおかげで、二階のプライベートスペースが直接見えることはありません。階段の上にトップライトを配置しているのも、明るい空間づくりの細かいテクニックです。
・折り返し階段
吹き抜けの玄関ホールと階段を組み合わせた、開放感あふれる間取り事例です。
1階部分は蹴込みのないスケルトン階段にして、地窓からの自然光も玄関に採りこみ明るい空間に。一般的な折り返し階段のレイアウトですが、二階の障子や大きな梁も含めてワクワクするデザインになりました。
手すりも無垢材と竹の自然素材にこだわり、高級旅館のような趣に仕上げています。
・コンクリート階段
屋外にコンクリート階段を配置した、ユニークな間取り事例です。
格子で囲まれた中庭の階段なので、移動時の視線は気になりません。お部屋の中からシンプルなコンクリート階段が見えて、おしゃれなアクセントになります。
■階段をおしゃれに仕上げるこだわりポイント
・形状
階段の形状は間取りや動線との兼ね合いもありますが、見た目の印象にも大きく影響するためしっかりこだわりたいポイント。
直線のスケルトン階段でスッキリしたイメージにしたり、螺旋階段でおしゃれなアクセントとして活用したり。視線の抜け方によっても、お部屋自体の広さの印象が変わってきます。
使い勝手や安全性を確保するのはもちろん、デザインにも配慮して階段のレイアウトを考えてみましょう。
・踏板と蹴込みの素材
階段の大部分を構成する踏板と蹴込みの素材選びは、デザインを決定する重要な部分です。フローリングや壁と統一して空間になじませたり、別の素材にしてアクセントとして目立たせたり、階段の印象を大きく左右します。
歩き心地や実用性を考えると踏板は木材となることが多いですが、蹴込みと呼ばれる立ち上がり部分を変えるだけでもかなりイメージが変わります。蹴込みを壁と同じカラーにしたり、スケルトン仕様にしたり、同じレイアウトでもいろいろなパターンを試してみましょう。
・手すりのデザイン
昇降時の安全確保に欠かせない手すりは、階段のデザインを構成する重要なパーツのひとつ。無垢材・金属など選ぶ素材によって、階段全体のイメージがかなり変わります。
アクセントカラーにして階段を引き締めたり、圧迫感のないスケルトンデザインにしてなじませたり、階段の形状とお部屋のイメージに合わせてみましょう。
・視線
階段とつながるお部屋からの視線のコントロールも、おしゃれな間取りづくりのポイントです。例えば玄関ドアを開けたとき階段が目に入る間取りと、入らない間取りだと、かなり印象が変わってきます。
次の間取りのつながりを見せて開放感を出すのか、隠して生活感の無い印象にするのか。階段の位置で視線をコントロールして、お部屋のイメージを考えてみましょう。
・全体のバランス
おしゃれな階段は単体で考えるのではなく、リビングや玄関など間取り全体でバランスを取ることが大切です。どんなにおしゃれな階段をつくっても、つながるお部屋のテイストと合っていないとちぐはぐな印象に。
例えばドアや巾木と手すりのカラー・素材を合わせると、統一感が出ておしゃれ度がグッとアップします。シンプルなお部屋にインパクトのある階段を組み合わせ、視線誘導で開放感を出すといったテクニックも。
階段は単体ではなく、リビングや玄関の一部としてトータルコーディネートしてみましょう。
・窓
階段の途中に窓を設けて自然光をたっぷり取り込むと、明るく開放感のあるデザインを作ることができます。階段とつながる1階の間取りに明かりを届けてくれる効果もあり、玄関やリビングもおしゃれに魅せてくれます。
ただ窓を付けるのではなく、高さやサイズにもこだわって選んでみましょう。
・照明
階段の照明は暗い時間帯の安全性を確保するだけでなく、点灯時のおしゃれな雰囲気づくりにも効果を発揮してくれます。
壁のブラケットライトや足元の間接照明など、ほんのり明るいライティングは高級感のある空間にピッタリ。デザインバリエーションが豊富な吊り下げ型のブラケットライトなら、器具自体が階段のおしゃれなアクセントになります。
■まとめ:階段にこだわって理想のマイホームづくり♪
階段は通路としての役割だけでなく、住まいを素敵に彩ってくれる可能性も持つ間取りです。階段のレイアウトやデザインにもこだわり、オリジナリティのある理想のマイホームを目指してみましょう。
既存のハウスメーカーや工務店にない階段デザインを求めるなら、ぜひ建築家の自由なデザインによる住まいづくりを検討してみてください。私たちかしの木建設は施工店の立場から建築家や設計事務所をご紹介し、カタログにない世界に一つだけのマイホームづくりをお手伝いしています。一般的な注文住宅と変わらない手間で理想の建築家を探せますので、ぜひお気軽にご相談ください。