暮らしやすいデザイナーズハウスを建てる方法|建築家との自由な家づくり実例【東京・千葉】
世界に一つだけのデザイナーズハウスは大変魅力的ですが、実際は暮らしにくいという話もよく聞きますよね。
今回は暮らしやすさとデザインを両立した家を建てる方法についてスポットをあててみましょう。
建築家による自由な設計でつくった、暮らしやすくおしゃれな新築施工例も掲載します。
目次
■デザイナーズハウスとはどんな住まい?
■建築家デザイナーズハウス施工例
■デザイナーズハウスで人気の間取り
■デザイナーズハウスを暮らしやすくするコツ
■デザイナーズハウスとはどんな住まい?
・オリジナルデザインの家づくり
デザイナーズハウスは法律などで厳密に規定された言葉ではありません。一般的には、建材や間取りの制限がなく、思い通りのデザインに仕上げる住まいづくりのことを指すことが多いです。
基本となるテンプレートがなく1からつくり上げるため、ほかの家と異なるオリジナルデザインになるのが特徴。こだわりを反映することができるため、そこで暮らす人に合わせた独自性の高い仕上がりになります。
・デザイナーズハウスが暮らしにくいと言われる理由
おしゃれな仕上がりが魅力的な反面、「デザイナーズハウスは暮らしにくい」という意見を目や耳にすることも多いですよね。
こうした失敗例やデメリットは、設計力のない施工店や建築家がデザインだけを重視してしまった結果生まれるケースが多いです。例えば、デザイン性に優れる大きな吹き抜けの間取りは、しっかり寒さ対策をしないと快適な空間になりません。
こうした実生活にしっかり配慮すれば、暮らしやすいデザイナーズハウスをつくることは可能です。デザインにこだわるだけでなく、暮らしやすさも両立したマイホームを目指しましょう。
■建築家デザイナーズハウス施工例
わたしたちかしの木建設が、建築家とコラボレーションしてつくったデザイナーズハウスをご紹介します。
事例①
一目でデザイン性の高さを感じる、オリジナリティの高い外観です。床面を高くした居住スペースは地面からの底冷えが少ないため、快適性の面でも有利です。
広いLDKは柱と壁の少ない大空間で、必要な物にすぐ手が届く間取りになっています。
事例②
大きな吹き抜けの玄関は、狭さを感じさせないデザイン。
幅広の上がり框は靴を脱ぎ履きしやすく、手すりも設置して老後の暮らしにも備えています。
キッチンや出窓下などに細かな収納をつくっているのも、暮らしやすさへの工夫。収納不足で散らかるのを防いでいます。
事例③
片流れ屋根を組み合わせた遊び心のある外観のデザイナーズ平屋です。
コの字状にお庭を囲む間取りは、住まい全体に自然光をたっぷり届けてくれます。
畳小上がりのリビングは、床下を収納にするなど細かな工夫も。
■デザイナーズハウスで人気の間取り
・リビング階段
広いリビングと階段の組み合わせは、デザイン・実用性ともに優れる人気の間取りレイアウトです。
リビングの一部を回廊のように使うことで廊下を省略できるため、床面積を有効活用することができます。
LDKに空間のつながりを出すことで、閉塞感がない開放的な間取りになるのもデザイン上のメリット。
・中庭
住まい全体に光と風を届けてくれる中庭も、おしゃれな間取りの代表格です。
表から見えない中庭は、カーテンなしでクリアな眺望を得られるのが特徴。
プライベートな時間を楽しむアウトドアリビングとして活用できるのも素敵です。
・吹き抜け
空間に大きな解放感を与えてくれる吹き抜けも、デザイナーズハウスで定番の間取りです。
実際の床面積以上に広く見える吹き抜けは、リビングとの相性が抜群。高い窓から自然光をたっぷり取り入れることで、明るいお部屋になるのも大きな魅力です。
照明や梁見せデザインなど、内装の自由度が高いのも吹き抜けのメリット。
・土間リビング
リビングの床を一般的なフローリングではなく、土間コンクリートやタイルで仕上げるデザイン例です。
薪ストーブとの相性が良く、非常にオリジナリティの高いおしゃれな空間に仕上がるのが土間リビングの魅力。
清掃性や耐久性の面でも優秀で、上手に動線を考えれば暮らしやすい間取りを作ることも可能です。
・ロフト/スキップフロア
空間を有効活用できるロフトやスキップフロアは、上手に活用することでよりおしゃれに魅せることができます。
立体的な空間づくりになるため少し設計難易度の高い間取りですが、床面積が増えるため実用面でのメリットが大きいです。
高さを活かして開放的に見せることもできるため、デザイン面でも魅力的な間取りです。
・オリジナル和室
和室と聞くと昔ながらの古臭い部屋をイメージする方も多いですが、畳や障子はセンス良く仕上げるとおしゃれなお部屋に仕上がります。
和洋どちらのテイストにもなじむヘリなし畳やダウンライトなど、自由度が高いデザイナーズハウスにはおすすめの間取り。
畳の部屋は寝室・応接間・在宅ワークスペースなど多目的に使える、利便性の高さも魅力的です。
・平屋
デザイナーズハウスの自由な間取り&デザインづくりは、平屋との相性も抜群です。
二階の荷重がかからない平屋は設計の自由度が高く、広い窓や広い間口のリビングをつくりやすいのも人気の理由。
屋根裏空間を活かした高い天井高も、二階の床がない平屋ならではの間取りです。
・自由設計の浴室
眺望を楽しめる大きな窓や、石造りの床など、デザイナーズハウスではお風呂にこだわる方も多いです。
現在主流のユニットバスだとサイズやデザインが決まってしまいますが、自由設計の浴室は材料一つからこだわることができます。
毎日の疲れを癒す大切な場所ですから、ぜひこだわりたい間取りですね。
■デザイナーズハウスを暮らしやすくするコツ
・建築家とのマッチング
暮らしやすいデザイナーズハウスを目指すなら、まずは建築家選びにこだわりましょう。
デザインだけを重視するのではなく、収納や家事動線など日々の暮らしにもしっかり配慮してくれる建築家を選ぶのが大切です。
施工事例やホームページのコンセプトなどをチェックし、ライフスタイルに合わせた間取り提案をしてくれそうな建築家を探しましょう。
わたしたちかしの木建設は多くの建築家と家づくりに取り組んできた経験をもとに、ご要望に合わせた建築家のご紹介にも対応しています。
建築家への問い合わせや相談についてハードルが高いと感じる方も、ぜひお気軽にご相談ください。
・実際の生活をシミュレーションする
実際に間取りプランを考える段階では、家族全員で日々の生活を細かくシミュレーションしてみましょう。
朝起きて顔を洗い、食事をして身支度を整えて出かけるまで、できるだけリアルに考えると暮らしやすい間取りが見えてきます。
洗濯機から物干し場までの動線など、家事効率に関わる部分もしっかりシミュレーションしましょう。
・十分な収納をつくる
どんなにおしゃれな空間も、収納が足りないと生活感が出て残念な印象になってしまいます。
暮らしやすくおしゃれなデザイナーズハウスを目指すなら、使いやすい収納を十分設置しましょう。
大きな収納を一か所作るのではなく、それぞれの間取りに必要な収納を設けるのが暮らしやすくするコツです。
■まとめ:デザイナーズハウスは建築家選びが重要
理想のデザイナーズハウスを建てるには、好みに合わせた提案をしてくれる建築家と出会うことが何より大切です。
建築家によって得意とするデザインや設計思想は違いますので、デザインと暮らしやすさ両方こだわってくれる方を探しましょう。
私たちかしの木建設は、実際の工事を行う施工店目線から、お客様にピッタリな建築家をご紹介しています。
多くのデザイナーズハウスを建築家と作ってきた経験をもとに、暮らしやすい理想のデザイン作りをお手伝いいたします。デザインや間取りのご相談はもちろん、土地探し・資金計画などどんなご相談もお任せください。
オンライン相談も実施していますので、お気軽にどうぞ。スタッフ一同お待ちしております。