機能的でおしゃれな生活感のない家づくり|東京・千葉の注文住宅実例
「おしゃれな暮らしがしたい」「好きな家具や雑貨に囲まれてくらしたい」そんな憧れを持つ方も多いでしょう。
しかし、新築当初は小まめに整理整頓できていても段々と生活感が溢れ出て、いつの間にか雑然としたお部屋になってしまうことはよくあります。
いつまでもすっきりと生活感を感じさせない家にするためには、整理や掃除以外にも設計段階で工夫できる点が多々あります。
そこで、建築家が生活感のない家にするために工夫しているポイントを事例と合わせて紹介します。
生活感のない家のメリットやデメリットも合わせてお話しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
■建築家が設計した生活感ない家・実例
■生活感のない家がもたらす効果は?メリット・デメリットを解説
■建築家はここを抑える!生活感のない家をつくるポイント
■まとめ
■建築家が設計した生活感ない家・実例
当社では有名建築家や建築事務所とコラボして、数多くの素敵な住宅を建設してきました。
その中でも、すっきりとした生活感を感じさせない事例を紹介します。
事例①統一感のある内装と工夫された配置計画
こちらは内壁・天井材・床材の素材を統一させてスッキリと見せている住宅です。
無駄な装飾やカラーを省くことで生活感がなくなります。
さらに、開放感を演出するためにドアなどの建具は全て引き込み戸にしてあります。
開けっ放しにしていると雑然とした印象になってしまいそうですが、各室の配置やレベル差、計算された間仕切り壁によって、リビングからは適度に視界が遮られるようになっています。
このように、内装素材をシンプルにまとめて適切な位置に間仕切り壁を設ければ、開放感と清潔感が両立できるのです。
事例②造作家具や視線を遮る工夫
こちらは造作家具を設置した住宅例です。
どうしても日常生活を送っていると細かい生活雑貨が増えてきてしまいます。
しかし、しまいやすい適切な場所に十分な収納量を確保できれば小まめに整頓できます。
特に、来客時に目がつきやすいリビング付近に大きな造作収納を配置すると効果的です。
また、最近一般的になっている対面キッチンの場合は、カウンター上の雑然とした様子や手元が見えないように、リビングスペースとの対面壁を高めに設定するのもおすすめ!
キッチンの閉塞感がなくなる上に、生活感が出てしまいがちなキッチンをリビングから見えないようにしてくれます。
このように、計算された造作家具や視線を適度に妨げる間仕切り壁・垂れ壁の配置はポイントです。
事例③大きな開口部でメリハリをつける
生活感のない家にするには、何も家全体を常に整理整頓してしておく必要はありません。
来客の際に目に入るリビングなどの「開く空間」と、寝室などプライベートな「閉じる空間」はメリハリをつけることも大切です。
生活感を無くしたいスペースに大きな開口部を設ければ、家具などを置く場所も限定され厳選された生活用品を置く生活になっていきます。
また、たくさん日光が差し込み室内が明るくなるので、物を出しっ放しにしていると目立ってしまうという効果もあります。
家の全てを常にきれいに保つことを意識しすぎて、せっかくの居心地のいい我が家もストレスを感じる場所なってしまっては残念!
生活感を無くしたい場所には大きな開口部を設け、個室などは閉じた空間として気を抜けるスペースとして使うこともおすすめです。
【事例詳細】E様邸(設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE(株))
■生活感のない家がもたらす効果は?メリット・デメリットを解説
「生活感のない家は疲れるしリラックスできない」そんな風にお考えの方も多いと思います。
そこで、生活感のない家のメリット・デメリットを解説します。
それぞれを理解して、あなたのライフスタイルに合うか精査してみてください。
まず生活感のない家の一番のメリットは、急な来客でも焦らないという点です。
突然誰かが家に訪れた時に慌ててしまうことはありませんか?
常に整理整頓された家ではそんなこともなくなります。
また、すっきりとした部屋にはおしゃれなインテリアアイテムや家具が映えるという効果もあります。
せっかくお気に入りの家具や装飾品を購入しても、雑然とした部屋に置けば周りに埋もれてしまうだけです。
部屋はあくまで引き立て役と捉えて主張を抑えれば、お気に入りのアイテムも際立ちます。
これら視覚的なメリットに加え、片付けなくてはと気持ちが追い立てられないという精神的メリットもあります。
常に整理整頓できていると心理的満足感や達成感が湧きます。
片付けがもたらす心理的効果は精神学においても立証済みです。
生活感のない家のデメリットや注意点は?
生活感のない家を目指す時に知っておくべきデメリットや注意点もあります。
まずよく起こりがちなのが、それぞれの収納場所をきっちり決めすぎてフレキシブルに対応できず、徐々にしまわなくなってしまうということです。
収納サイズにこだわりすぎてしまえるものを限定しすぎると、物を買い替えた時などに効率よくスペースを使えず、結局デッドスペースになってしまいます。
また、個人によっては少々雑然とした場所の方がリラックスできる場合もあり、家全体を整理整頓しすぎてしまっては家族全員が寛げなくなる可能性もあります。
個室はある程度雑然としてもいいように間取りを工夫するなど、スペースに緩急をつけることも大切です。
■建築家はここを抑える!生活感のない家をつくるポイント
では、実際家を設計する建築家の方たちは、どのようなポイントを抑えて生活感のないおしゃれな空間を創り上げているのでしょうか。
そこで、建築家が設計時に意識しているポイントを4つ紹介します。
ポイント①生活用品が見えない平面計画
まず建築家が考えるのが、生活感が溢れ出ないようにするための平面計画です。
キッチンや書斎、子供部屋は使っているとどうしても生活感が出てしまいます。
しかし、リビングなどから程度に視線が通らないように間仕切り壁や空間にレベル差を設ければ、雑然としたスペースを隠せます。
各空間に繋がりを持たせながらも直視できないようにする工夫は、まさに建築家の腕の見せ所です!
ポイント②ライフスタイルに合った収納計画
次にポイントとなるのが、無駄がなく使いやすい収納計画です。
作り付けの造作家具や計算されたクローゼットなどは、生活感のない家には欠かせません。
ただし、用途を決めすぎたり生活動線と離れた場所に設けたりしては有効活用できないため、建築家は収納量だけではなく設置場所もじっくりと考慮します。
ポイント③大きな開口部で日光を取り入れる
リビングなど生活感を無くしてすっきり見せたい空間には、大きく効率良く日光を取り入れられる開口部を設けます。
そうすることで部屋全体が明るくなり、雑然として片付いていない部分が目立ってくるのです。
ポイント④配線コードが見えない電気計画
意外に盲点なのが、電化製品から伸びる配線コードです。
たこ足配線やコンセントから伸びているコードが見えてしまっては、せっかくのおしゃれ空間も台無しです。
そこで、建築家は住む人と入念に打ち合わせをして、十分な量のコンセントを適切な場所に配置したり、配線コードが見えないように工夫します。
■まとめ:おしゃれな生活感のない家を作りたい方は、かしの木建設にご相談ください
生活感のない家は、心身ともに健やかに暮らしたいあなたに自信を持っておすすめできる一つの選択肢です。
ただし、住み始めてから無理が生じてしまってはせっかくのマイホームも台無しです。
そこでぜひ豊富な経験と柔軟性のあるアイデアのある建築家や建築事務所に相談してみましょう。
私たちかしの木建設は、東京・千葉エリアを中心に経験豊かな建築家をご紹介いたします。
施工のプロという立場から、お客様のご要望やイメージに合う建築家をマッチングいたしますので、どうぞぜひお気軽にご相談ください。