建築家とつくる理想の間取り|東京・千葉の注文住宅実例
建築家の設計による理想の間取り事例から、家づくりのヒントを学びましょう。
理想の間取りをつくる取り組み方のコツや、人気の高い間取りアイデアをご紹介します。
二階建て・平屋両方の間取り実例を写真付きで解説しますので、マイホームづくりの参考にしてください。
目次
■理想の間取りづくりは難しい
■建築家とつくった理想の注文住宅
■理想の住まいをつくる間取りアイデア
■理想の間取りづくりのコツ
■理想の間取りづくりに関するギモン
■理想の間取りづくりは難しい
昔からよく「家は3軒建てないと分からない」と言われますが、大きな買い物ですから2回も失敗はできませんよね。
しかしそれだけ家づくりが難しいのも事実で、インターネットの世界でも先輩たちの間取り失敗談は少なくありません。
これからの数十年を過ごす大切な我が家で理想の間取りを目指すなら、建築家との家づくりも選択肢の一つです。
建築家の自由な発想・アドバイスによる家づくりは、ライフスタイルにピッタリ合わせた理想の間取りづくりにつながります。
ハウスメーカー・工務店に続く3つ目の選択肢として、ぜひ検討してみてください。
■建築家とつくった理想の注文住宅
建築家や設計事務所といっしょに理想の間取りを実現した、おしゃれで暮らしやすい注文住宅実例をご紹介します。
【2階建て】
レイアウトやデザインのバリエーションが多い2階建ては、さまざまな間取りアイデアを盛り込むことができます。さまざまな土地や家族構成に対応できる柔軟性も魅力。
・自分だけの中庭と開放的なリビング
大きなシルエットの外観を縦スリット窓で引き締め、スタイリッシュな印象に仕上げています。
二階がない部分を勾配天井にして高さを稼ぎ、通常のお部屋より解放感をアップ。天井の高さを変えることで、より変化を感じられるようになっています。
外部と切り離した中庭は、目線を気にせず自分の時間を過ごせるプライベートスペースに。ティータイム、楽器演奏など、思い切り趣味を楽しめそうです。
【事例詳細】Y様邸(設計:赤桐雅子・西田雄一建築設計事務所)
・無垢の木を楽しめる間取り
高台で南側に開いた眺望と日当たりの良い二階建てです。
二階床の下地をあらわした天井やアクセントウォールなど、無垢材の質感を存分に味わえる内装になっています。
古臭さを感じさせない和室は、自然素材に囲まれてじっくりくつろげるスペースに。
【平屋】
バリアフリーの平屋建ては、老後の暮らしを見据えると理想的な間取りといえます。敷地や予算に余裕があるなら、積極的に検討したいですね。
・天井が高く、広いLDK
大きな屋根がおしゃれな、オリジナリティの高い平屋の注文住宅です。
屋根形状を活かした大きな吹き抜け空間は、おしゃれなレストランやホテルを思わせる開放感。
たっぷり自然光が入る眺望の良い大きな窓配置は、二階の荷重がない平屋だからこそできるデザインです。
ワンフロアのLDKですが、キッチンの生活感が目立たない配置でスッキリ仕上げているのも特徴。
空間に余裕があるため、好きな場所にチェアを置いて家族それぞれの時間を過ごすこともできます。
【事例詳細】E様邸(設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE(株))
・自然と近い土間リビング
コンクリート擁壁とテイストを合わせたモルタル外壁仕上げで、スタイリッシュなイメージのある平屋です。
土間リビングとフラットなテラス空間はお庭との中間地点になり、ティータイムや読書などアウトドアリビングとして活用可能。
シンプルなホワイトを基調にウッドテイストをプラスし、土間リビングの冷たい印象なく上品に仕上げました。
余裕のある敷地に建てることで周囲の目線が気にならないため、お庭の景色を楽しめる眺望の良いお風呂も作れます。
【事例詳細】H様邸(設計:奥野公章建築設計室 写真:中山保寛)
■理想の住まいをつくる間取りアイデア
・スケルトン階段
壁に囲まれていないスケルトン階段は、ただの通路ではなく空間をおしゃれに魅せてくれるのが特徴。
踏板や手すりの組み合わせでさまざまなテイストにマッチして、リビングや玄関などいろいろな場所に配置できます。
・土間/タイルリビング
一般的なフローリングではなく、下足のまま出入りできる土間やタイルのリビングも、根強い人気のある間取り。
薪ストーブとの相性が良く、汚れやキズを気にせず使えるのが特徴です。
・吹き抜け
通常のお部屋より大きく開放感がアップする吹き抜けも、理想のデザインづくりに役立つ間取りです。
高い位置の窓からたっぷり自然光が入り、明るい空間をつくりやすいのも吹き抜けの魅力。
・スキップフロア
高さを活かして床面積を増やせるスキップフロアは、実用性・意匠性ともに高い人気の間取り。
目線を変えてプライベートスペースをつくりやすく、床下を収納として有効活用できるのもメリットです。
■理想の間取りづくりのコツ
・家族でしっかり相談する
理想の間取りづくりの第一歩は、家族の意見をまとめるところからはじまります。
予算や床面積はどのご家庭でも限りがありますから、全員が自分の意見を主張してしまうとまとまりません。
「広いキッチンが欲しい」「趣味の書斎が欲しい」「友達と遊ぶ自分の部屋が欲しい」、家族みんなの意見をリストアップして、優先順位をつけましょう。
・土地探しから信頼できる会社と取り組む
どんなにすばらしい間取りも、土地の特徴や周辺環境にマッチしていないと暮らしやすく仕上がりません。
相続や建て替えではなく土地を購入して注文住宅を建てるなら、早い段階で施工店と一緒に探す方法がおすすめです。
最初に理想のイメージを固めてから実現できる土地を探すことで、間取りの完成度を高めることにつながります。
・たくさんの事例を見る
たくさんの間取りやデザインを知ると選択肢が増えるため、結果的に理想のイメージをつくりやすくなります。
まずは建築事例をたくさんチェックして、好みのデザインや間取りを見つけましょう。
「家づくりの勉強」と考えると気が重くなってしまいますので、空き時間などを活用して気軽に写真を眺めるのがおすすめです。
好きなデザインは自然と目に留まりますので、チェックしておけばいつの間にか自分の好みが分かってきます。
・プランの自由度が高い施工店を選ぶ
どんなにおしゃれで暮らしやすい間取りを思いついても、プランの自由度が低いと実際に建てられません。
理想の間取りづくりにこだわるなら、施工店のプラン自由度に注目しましょう。
施工事例のバリエーションが豊富な施工店なら、デザインと間取りの高い自由度が期待できます。
逆に自由設計なのに似たようなデザインばかりの施工店は、プランの自由度や設計力が低い可能性があります。
デザインバリエーションにも注目しながら、施工事例をチェックしてみてください。
■理想の間取りづくりに関するギモン
・南玄関と北玄関どっちが良い?
間取りの悩みに挙がることも多い玄関の位置ですが、北玄関・南玄関どちらが適しているかはケースバイケースです。
住まいの顔となる玄関のことを考えて南側道路を選ぶ方も多いですが、北玄関はデメリットばかりでもありません。
北玄関は出入りの動線からお庭が見えにくく、洗濯物を干していても気にならないといったメリットもあります。
土地の形や周辺環境によっても理想の玄関位置は変わってきますので、トータルバランスを考えるようにしましょう。
・4~5人家族で30坪だと厳しい?
すでに土地をお持ちの場合、建ぺい率や容積率の関係で床面積の上限が決まってしまうこともありますよね。
お子さんが2~3人で30坪の場合でも、間取りの工夫次第で十分暮らしやすく仕上げることは可能です。
スキップフロアやロフトなどの間取りで床面積を増やしたり、デザインの工夫でお部屋を広く見せたり、いろいろな方法があります。
床面積や家族の人数であきらめることなく、理想の間取りを考えるのが建築家の腕の見せ所です。
「守りの家づくり」ではなく、理想のイメージを叶えるために取り組んでみましょう。
■まとめ:理想の間取りで素敵なライフスタイルを実現しましょう
これからの長い時間を過ごすマイホームは、とことん間取りにこだわってストレスなく理想的なライフスタイルを実現しましょう。
ここでご紹介した以外にもたくさんの素敵な間取り実例を掲載していますので、お時間のある時にぜひチェックしてみてください。
わたしたちかしの木建設は千葉・東京エリアで、お客様のご要望を盛り込んだ理想の間取りづくりをお手伝いしています。
実際の施工を担当する目線から、お客様のイメージにピッタリなプロの建築家もご紹介していますので、ぜひお気軽にご相談ください。