外観デザインがおしゃれな家を建てるコツ|東京千葉の注文住宅実例
マイホームづくりでは考えるべきポイントがたくさんありますが、意外と難しいのが外観のデザイン。いざ外観を考えるとなると、どこから手を付ければ良いか分からないものです。
そこで今回は、おしゃれな外観の家を建てる基本的なコツ、考え方について解説します。建築家が設計したおしゃれなデザイナーズハウスの実例を見ながら、イメージづくりに役立ててみてください。
目次
■外観デザインがおしゃれな家を建てるコツ
■外観がおしゃれな注文住宅実例
■外観デザインをつくる重要な要素
■外観デザインがおしゃれな家を建てるコツ
まずはおしゃれな外観の家を建てるための、基本的なコツについて解説します。どのようなテイストの家を建てる場合にも共通する基本となりますので、ぜひ覚えておいてください。
・たくさんの事例を見る
おしゃれな家を建てるためには、レベルの高い施工事例をたくさん見ることが大切です。例えばおしゃれな洋服を買おうと思ったら、まず雑誌やインターネットでたくさんの服をチェックしますよね。マイホームも同じです。
このあとご紹介するような施工事例集を見るのはもちろん、実際の住宅街で外観デザインを観察してみるのも効果的。もし気に入ったお家があったら、声を掛けて写真を撮らせてもらうのもいいかもしれません。
あまり気負わずに、空いた時間を活用する気軽さでなるべくたくさんの外観デザインに触れてみてください。
・トレンドを意識しすぎない
雑誌やインターネットでは「○○年の住宅デザイントレンド」的な特集がありますが、参考程度にとどめておきましょう。
トレンドは必ず移り変わりますが、マイホームは数十年単位で長く暮らす場所です。周りの意見や流行を取り入れすぎると、将来ブームが去ったとき後悔するかもしれません。
広く情報を集めるのはもちろんおすすめですが、本当に自分が好きなデザインかどうか見極めてから採り入れるようにしましょう。
・全体でトータルコーディネートする
住まいの外観デザインは外壁・屋根などパーツ単位で考えるのではなく、目に映る範囲全体でコーディネートしましょう。建物全体のバランスはもちろん、駐車場や門扉、フェンスなどの外構部分まで統一できると、グッと魅力的になります。
建物をスタイリッシュなモダンテイストで仕上げるなら、外構部分も現代的でシンプルにまとめましょう。逆に和風・カントリーなどナチュラルテイストの家なら、自然素材や植栽でコーディネートするのがおしゃれです。
・デザイン力のあるプランナーに依頼する
上でご紹介した取り組み方も大変重要ですが、最終的な調整やアドバイスを行うプランナーのデザイン力は不可欠です。おしゃれなマイホームを目指すなら、施工店や建築家の力量もしっかりチェックしてください。
- ヒアリング力:理想のイメージや要望を聞き出してくれるか
- デザイン力:おしゃれな施工事例があるか
- 対応力:要望に対して明確な答えを返してくれるか
上記のポイントは、おしゃれな外観づくりに欠かせない要素です。見学会や相談会などを活用して実際に話を聞きながらチェックしてみて下さい。
■外観がおしゃれな注文住宅実例
実際の注文住宅実例をみながら、おしゃれな外観デザインテクニックをチェックしていきましょう。
実例①
国内では珍しいアール形状の屋根をチョイスし、ユニークなモダンスタイルの外観に仕上がりました。バランス良く配置したスクエア窓も、外観をおしゃれに魅せるテクニックのひとつ。
二世帯のため二つあるドアも、一つの塊に見せることでアクセントとして活用しています。
実例②
片流れ屋根を組み合わせた外観シルエットは、正面からだと現代的なフラット屋根に見えるのが特徴です。擁壁とカラー・質感を合わせたモルタル外壁で、全体的な統一感も持たせています。
【実例の詳細】⇒H様邸(設計:奥野公章建築設計室 写真:中山保寛)
実例③
半地下のビルトインガレージは、カーポートを無くすことで外観全体をスッキリ見せてくれます。
バルコニーと居室の目隠しになっている縦スリットは、スタイリッシュなアクセントにもなって一石二鳥のアイデア♪
実例④
一面が広い屋根形状と、お庭に面した大きな窓が特徴的な平屋デザインです。
建物より大きく張り出した屋根を支える柱もデザインの一部となり、邪魔な印象なく仕上がっています。
【実例の詳細】⇒E様邸(設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE(株))
■外観デザインをつくる重要な要素
・シルエット
建物のシルエットは、外観に大きく影響を及ぼす要素のひとつです。
- 屋根の形:寄棟・切り妻・片流れ・陸屋根
- 上下階のバランス:平屋・総二階・オーバーハング・二階が小さい
シルエットに大きく影響する屋根の形状と上下階のバランスは、上記のようにさまざまな組み合わせがあります。間取りとの兼ね合いもありますが、外観全体のシルエットも考えながらバランスを取ってみましょう。
・窓のサイズと配置
シルエットが同じでも、窓の配置によって外観のイメージはかなり変わります。
例えばスタイリッシュな印象のスリット窓も、縦・横を変えるとイメージを操作できます。大きな窓を一つ付けるのか、小さな窓を複数並べるのかなど、バリエーションはさまざま。天窓や高窓で採光を確保して、窓の無い面をつくるのもスタイリッシュですね。
内装のイメージや採光・換気とのバランスも取りながら、おしゃれな窓配置を考えてみましょう。
・カラー
住宅外観のカラーは多くても2~3色にまとめるのが基本です。シルエットが小さい平屋やシンプルな総二階の外観は、1色でスッキリ仕上げるのもおしゃれですね。ツートンカラーの場合は、色の組み合わせや範囲を調整し、イメージに近づけていきましょう。
複数のカラーを使う場合、玄関と門扉、外壁と塀など離れた場所の色をそろえるのもおしゃれなテクニックのひとつです。外観全体に統一感が生まれ、上品なイメージに仕上がりますよ。
・素材
同じカラーでも素材を変えると、外観の印象をガラッと変えることができます。
例外はありますが、しっくいやモルタルの手塗り外壁はナチュラルなイメージ、金属サイディングはモダンなイメージづくりが得意です。屋根もトタン・スレート・瓦など、素材を変えるだけでかなり印象が変わります。
凹凸やツヤの有無、立体感や模様など、さまざまな素材を試してみるのも、理想の外観デザイン作りに効果的な手段です。同じ素材でも縦張り・横張など方向を変えるだけでイメージが変わるケースもあります。
■まとめ:おしゃれな外観にこだわって満足度の高い家づくりを
家づくりでは内装デザインや間取りも大切ですが、毎日目にする外観のデザインも満足度に大きく影響します。今回ご紹介したデザイン事例や取り組みのポイントを活用して、理想の外観デザインを考えてみてください。ほかにも建築家が設計したおしゃれなデザイナーズハウスをたくさん掲載していますので、お時間のある時にこちらもどうぞ。
東京・千葉でおしゃれな注文住宅を建てるなら、建築家とのコラボを得意とするかしの木建設にぜひご相談ください。施工店の立場でお客様のご要望をお伺いして、ご希望のテイストを得意とする建築家をご紹介できるのが私たちの特徴です。
ご相談から設計、施工から保証・アフターフォローまでトータルサポートいたしますので、一般的な注文住宅と変わらない手間でデザイナーズハウスを建てられます。デザイン、暮らしやすさにこだわったオリジナルハウスは、ぜひお気軽にご相談ください。